セキセイインコは
オーストラリア原産の
小型インコで、
黄・緑・青・白など様々な色や
愛らしいしぐさが人気です。

数あるインコの中でも
ペットとして人気が高く、
多くのペットショップで
販売されていて
価格も1,000~10,000円と
入手はむずかしくないでしょう。

ひな鳥から
愛情をもって飼育してあげれば
手乗りインコとしてなついたり、
おしゃべりをする
セキセイインコもいます。

この記事では、
そんなセキセイインコを
飼うにあたって
ペットショップや
友人、知人から
セキセイインコを
お迎えに行く前、
もしくは同時に
用意しておきたい道具や
餌の選び方をご紹介します。

 

ひな鳥の場合はプラケースから

小鳥を飼うというと
鳥かごで飼うイメージが強いですが
ひな鳥のあいだは
鳥かごのアミの上を
うまく歩くことが
できませんので
プラケースを用意します。

プラケースの中には
ペーパーマットを敷き、
段ボールや厚紙で
筒を作ったりして
隠れ場所を用意してあげると
ストレスを
和らげてあげることができます。

 

プラケース内のペーパーマットは
毎日交換して
清潔を保ちましょう。

マットの下に
新聞紙を敷いておけば
プラケースに糞がつきにくく
手入れが非常に楽になります。

 

寒い時期はヒーターが必要

オーストラリア原産の
セキセイインコは寒さに弱く、
30℃前後が適温
といわれています。

体がまだ弱い
ひな鳥の間は
特に注意が必要です。

寒い時期はプラケースを
段ボール箱などで囲み
穴をあけて、
ヒーターを引っ掛けられる
ようにしておきましょう。

 

温度調整は
サーモスタットがあれば
自動で調整できるので
おすすめです。

ひなが
鳥かごへ移った場合も
ヒーターは必要なので
大きめの段ボール箱も
あらかじめ用意しておきましょう。

 

現在我が家では
植木用のビニールハウスを
利用しています。

 

ひな鳥用の餌・与え方

ひな鳥の間はまだ
硬い種(シード)や
穀物、ペレットといったものは
そのまま食べられません。

ひな鳥用のパウダー餌
というものがあるので
これをぬるま湯で溶いて
ペースト状の餌を
用意してあげる必要があります。

ペーストは40℃前後の温度で
ケチャップぐらいの
粘度になるように
調整しましょう。

冷たいと
食べない場合もありますので
寒い時期は
湯煎しながら温度を調整して
餌を与えるのもよいでしょう。

その場合は
セキセイインコが
容器に触れて火傷しないように
十分に注意しましょう。

パウダー餌の
食いつきが悪い場合は
ペーストにしたパウダー餌の中に
粟玉をお湯につけ、
ふやかして柔らかくしたものを
混ぜてみましょう。

ペーストにしたパウダー餌は
文鳥などの場合注射器(シリンジ)
で餌を与えますが、
セキセイインコはスプーンで
挿し餌します。

挿し餌専用のスプーンが
販売されていますので
これを使いましょう。

ひなが少し
上向きになるような角度で
スプーンを差し向けます。

かわいい声を出しながら
元気よくついばんでくれます。

 

餌は朝昼晩と
3~4回にわけて与え、
反嚢(そのう)と呼ばれる
胸のふくらみに
張りが出るくらいまで与えます。

鳥の個性によって、
お腹いっぱいになっても
食べ続ける場合がありますので、
反嚢の状態を確認するのが良いです。

そのうの部分が膨らみ、
横から軽く触ってみて
張りがあれば満腹状態です。

▼写真は反嚢が膨らんでいる状態

 

挿し餌を卒業する時期・方法

お迎えするときに
だいたいの誕生日を
確認しておいて
生後3週間くらい経ったら、
大人用の餌である
シードやペレットを
紙皿などで
ひなの足元に置いてみます。

これによって
自分で餌をついばむことを
少しずつ覚えさせるようにします。

慣れたらケージにも
シードやペレット餌を
セットしておいて、
一人でえさを食べる練習を
していきましょう。

さし餌をしても
ひなが餌を食べなくなってきたら、
そろそろ卒業です。

 

さし餌期間に飲み水はいるの?

ひな用の餌はぬるま湯で
ペーストにするため、
水分を十分に含んでいるで
飲み水は基本必要ありません。

大人の餌を食べるようになったら、
水を用意してあげてください。

 

鳥かご(ケージ)へ移す時期

個体差はありますが
セキセイインコのひなは
生後50~60日ほどで
成鳥になります。

ペットショップで
売られているひなは
生後1ヶ月前後(30日前後)
が多いので、
お迎えしてから
早ければ2週間ほどで
プラケースを卒業し、
鳥かごで飼うようになります。

中には我が家のクウのように
お店でケージデビューしている
ひなもいますので
お迎えするときに
確認しておくようにしましょう。

1匹や少数を買う場合でも
鳥かごの中で運動できるように
できるだけ大きめのケージを
用意するようにしましょう。

生後3週間ほど経ったら少しずつ
日中鳥かごへ移してみて
止まり木に慣れる練習をします。

完全に慣れるまで
夜間は落ち着いて眠れるように
プラケースが良いでしょう。

落ち着いて
止まり木に乗っていられる時間が
増えてくると、
プラケースの隅や隠れ場所で
じっとしているような
時間も減ってきます。

様子を観察しながら、
少しずつケージの中にいる時間を
増やしていきましょう。

 

放鳥するときの注意

プラケースやケージから出して
お部屋の中で自由にさせることを
放鳥と言います。

運動不足やストレスを解消させ、
飼い主さんと
コミュニケーションをとる
大事な時間です。

放鳥する時間は
朝7時からの1時間など
規則正しくする方が
鳥にとっても人間にとっても
ストレスも少なくなります。

不定期に放鳥を繰り返すと
常にケージの外へ出たい
という欲求が高まって
ストレスになってしまいます。

規則正しくしつけ、
慣れてくれば時間通りに
鳥かごへ戻ってくれます。

ひな鳥でも成長が
思ったよりも早く
油断していると急に
飛べるようになっていますので、
放鳥するときは
窓や部屋のドアを締め、
台所など
飛んで行くと危険な場所や
困る場所への経路経路は
遮断しておきましょう。

特に飛びはじめは
ひな鳥も
コントロールが効きませんから
思わぬところへ
飛んでいってしまい、
危険な目に合う場合もあります。

また、鳥は全般的に
食べたらすぐに糞をする動物です。
放鳥の間、部屋の中に
フンを落とすことがあります。

ケージから出している間、
セキセイインコは
糞をするものだと意識し、
糞をしたら
すぐに掃除するように
しましょう。

時間がたつと
こびりついたり、固まったりして
汚れが落ちにくくなる
場合もあります。

またインコは
ものをかじるクセがありますので、
かじられて困るようなものは
あらかじめ
片付けておくようにしましょう。

 

手乗りインコ

セキセイインコは
ひな鳥から育ててあげれば
手乗りインコにするのは
とても簡単です。

餌を与えるときに
プラケースやケージから出し、
手のひらや指の上に乗せていれば
自然と乗るようになってきます。

指に乗せる場合は
胸の下あたりに
指をくっつけてあげると
自然に足を上げて
乗ってくれやすいです。

 

繁殖について

ひなの間はオス、メスの
見分けがつきにくいので
2匹以上を同時に飼う場合は
繁殖する可能性がある
ということを
知っておきましょう。

インコのつがいは
年間平均で10個程度の
卵を産みますので
ひながどんどん増えて
手が負えなくなって
しまうようなことは
避けるようにしましょう。

セキセイインコの繁殖行動は
『巣引き』と言われており、
巣箱を用意して行います。
生後数ヶ月でも発情、求愛します。

発情は早くてもメスの適齢期は
一歳~三歳なので、
適齢期以外だと
母体へのリスクが大きく
なってしまいます。

セキセイインコの発情期は
季節などで決まっておらず、
オスは発情期になると
羽色が鮮やかになり、
メスはクチバシが
変色する特徴があります。

飼い主が
見逃さないように
注意して観察しましょう。

 

ひな鳥を飼う前に揃える飼育道具まとめ

  • プラケース
  • ペーパーマット
  • 新聞紙
  • プラケースを覆える段ボール
  • ヒーター
  • ひな鳥用パウダー餌
  • 粟玉(アワダマ)
  • 餌用スプーン
  • 鳥かご・ケージ

以上、大切に育ててあげましょう!